「ご注文をどうぞ」




あたしがそう言うと

客の女の子たちが

楽しそうにして

メニューを見て選ぶ。



自分たちが作ったものを

楽しそうにしてくれている姿が

なんかとてもほっとした。




「でわ少々お待ち下さい」




あたしがそう言って

カウンターまで行き、

隼人に注文表を届けに行く。