「 ……お前は俺のもんだからな 」

「 へ? 」




今、俺のもんって……?


聞こえちゃったよ!?



ん、なに、どういう意味!?




「 美優、好きだ 」




隼人から再び聞いた言葉。

恥ずかしくて嬉しくて。


照れもしない隼人の瞳から

あたしは目を逸らした。



ドキドキって言う心臓の音が

あたしを夢じゃないとわからせてくれる。