「いたっ…」

祐くんが歪んだ顔をした。

「あ、ごめん…」

「大丈夫、我慢するから」

「うん…」

結果、1位は翔太くんのクラスだったらしい。

残念だけど、たっくんも祐くんも頑張ったよ。

「はい、完成!」

「ぷ…っ」

「え、どーしたの!?」

「ん?下手くそだなーって思って」

「祐くんひどいよお!」

「冗談だって!ありがと、嬉しいよ」

「うん…」