外は午前中よりも日差しが照っていて暑かった。

「あ、祐くん!」

「おぉ、一檎じゃん!」

「リレー頑張ってね!応援してるから!」

「翔太には勝ってね!!」

結衣が祐くんに念を押した。

「わ…分かった…」

なんと祐くんはアンカーに選ばれたらしい。

これってすごいことだよね。

わたし達は応援場所にスタンバイした。

いよいよ第一走者が準備をし始めた。

なんだかわたしまで緊張してきた。

祐くん…頑張ってね…