「玉入れの選手準備してくださーい!」

「げっ、玉入れ1番なの!?」

「休めると思ったのにー!!」

「とりあえず行こ?」

わたし達は急いで集合場所に走った。

「あれ、葵ちゃん達も?」

「そだよー、1番楽そうだしね」

「わたし達と考えてること一緒だね」

「やっぱり?」

玉入れが始まって、自分のかごの下に向かう。

パンッ!

ピストルの音が鳴って、一斉に球を投げる。

背が低いせいか投げても投げても全然入らない。

でもバスケ部の葵のおかげでけっこう稼げた。

パンッパンッ!

終了の合図。