あっという間に6時間目。

ていうか授業ほとんど聞いてなかった。

「じゃあたっくん前出てよろしくね、後書記も手伝ってあげて」

「はーい」

たっくんと書記の子が前に出た。

「じゃあ、まず順番に決めてくわ!ていうか人数制限あるし!」

そのとたん、みんなから一斉にええぇという声が…

「しゃーないやん!」

たっくんが一生懸命批判している。

その姿が何だか面白かった。

「じゃー、まず玉入れ!」

「「「はーい」」」

わたし達3人と他の女の子5人の子が手を挙げた。

「1・・2・・3・・おっ、8人ぴったり!」

「馬路!?」

「やったね!たっくん、後で変えんなよ!」

「おい!楓失礼だろ!」