「ごめん、わたしも名前教えてくれる…?」

「うちは高倉結衣っ!結衣でいいよー」

「あたしは三波楓!楓でいいよっ」

「分かった!わたしのことも一檎でいいよ」

「「りょーかい」」

何か1日で友達出来ちゃった…

中学ではこんなこと有り得なかった。

てゆうか、友達自体いなかった。

この2人大事にしていけたらいいな。

「じゃあこの5人いつメンねっ」

結衣がガッツポーズをしている。

「あったりめーじゃん」

たっくんも頷いている。

「ゆ…祐くんも…?」

「もち!」

「じゃあ何があってもずーっと一緒ね」

「うんっ!」

わたしは元気よく頷いた。