「何か、あの二人って似てない??」



安藤に問いかけてみた。



「何となくならな…。」




「だよね。」




「逆にあの二人は、俺らが似てるって思ってるかもよ。」



「何で??」



「今の現状を見れば分かるだろ。あいつらは、海で遊んでいて俺らはこうしてテントの下に居る。行動自体が違うだろ??」



「言われてみれば…。」