「さぁ、皆さん。夏と言えば??」



「海ー!!」



「海と言えば??」



「海水浴ー!!」



「お前ら元気だな…。」



「わたしも、そう思うよ。」



ついにこの日が、来てしまった。



剣斗と有紗は、いつものテンション高くさっきみたいな会話をしている。



安藤は、いつもと変わらずクール。



わたしは、ドヨーンっとしている。



「みーく♪」



「わっ!!急に抱きつかないでよ!!」



「だって、弥來が可愛いから♪」



「そういう恥ずかしい事をサラッと言わないで。」