コートダジュールでお茶でも飲んで解散しよう、ということで話がまとまったため、四人は二条の街へ戻った

見たことのある金髪が低い位置に見えた

「お前ら…」

ZeroNijyoのAKIだった

手にはモノトーンのフライヤーを持ち、たすきまでかけている

“NANA Birthday Live!”

「…ご無沙汰してます。ライブやるんですか。まだ、HIJIRIさんもやってたんですね」

「あぁ」

「俺たちも行っていいですか?」

「来なくていいよ。Uを殺した奴が来たってNANAは喜ばねーから」

「AKIさんが歌うんですか?」

「俺も歌うしzeroerも歌うしNANAも歌う」


「zeroerならいいんですよね?」