目覚めない方が幸せなのかも しれない。 目覚めたからといって 希愛にとって、幸せと 言えるのだろうか? むごい現実だけが待っている。 こんな俺でも希愛が まだ求めてくれるの ならば、これ以上 希愛が泣かないでいいように 俺が側にいて 希愛のこと守るから・・・ おれは、希愛の手を強く 握りしめた。