やっぱり、同じ年代の藤堂と 付き合った方が希愛にとっては 幸せなのか? 希愛はそれを望んでいるのか? もしそうならば、俺は何を してあげられるんだろうか? 屋上でふたりでいる 希愛と藤堂の姿が頭に 浮かんでは、どうしようもない 怒りがこみ上げてくる。 俺ってこんなに嫉妬深かったんだ。 情けなさで笑えてきた。 俺は、希愛を手放せるだろうか・・・