「ね、蒼空?許してあげるからキス、して。」


酔った勢いで


とんでもないことを口走っていた………


「蒼空……嘘だよ…………酔った…み……んッッ………ッッ………ハァ……………」


だんだんキスが深くなっていく……


酸素が欲しい………



意識が遠くなる………



「……海鈴、俺男だよ?」

「うん…言ってから後悔した………」



……気持ち悪い………………


その場に座り込んだ。


「海鈴?」


「……蒼空……気持ち悪い……………吐く…………………」


「ビール一気に飲むからだろ。」


「……ごめんなさい……………」