「もちろん!加藤蒼空☆☆」


まったくこの人は………



「何言ってるの?」


「だって、加藤蒼空といる時の海鈴輝いてるよ?…胸が苦しかったり、モヤモヤしたり、泣きたくなったりしない?」



「…………する………」


小さい声で答えた。



「やっぱり!!海鈴、それはね…恋って言うの☆☆海鈴は加藤蒼空に恋してるの♪きっと海鈴は初恋だね☆」


「これが?恋………?」



「そう。恋♪」


知らなかった………



こんな気持ち初めてで…



どんなふうに蒼空に接していいか分からない………






…………これが恋だったなんて……