「なにもないなら俺行くぜ?」

「う、うん!呼び止めて御免ね!」

先生は気にすんなと言って職員室に行った。

私は先生に渡された袋をカバンに入れる。

暇だな・・・

沙希たちどこいったんだろ?

「芽依!ここにいたの?」

「舞!」

「あれ?沙希たちは?」

「さぁ・・・」

舞も沙希を探してるのかな?

「暇だから遊ばない?」

舞が言う。

「遊ぶ!」

そして私と舞は体育館に行った。

ダン!ダン!

シュ!

「きゃー!杉浦先生カッコいい!」

女子達が騒ぐ。

先生ずるいよ・・・

カッコいいわりにスポーツも出来ちゃうなんて・・・

「悔しいけど・・・カッコいいね」

舞が言う。

確かにカッコいい・・・

先生をずっと見てると先生と目が会った。

ドキ!

心臓がヤバイ・・・

はち切れそう・・・

「芽依?顔赤いよ?」

舞に言われた。

先生を見るとすぐに顔が赤くなる私・・・

絶対可笑しい!

「めーい!」

「美海!」

上田美海。

隼人の彼女。

「あっ!舞もいたんだ!やっほ~!」

「やっほ~♪」

舞が言う。

「杉浦カッコいいね!」