「先生」

「ん?」

「忘れてて御免ね」

私は夜景を見ながら言った。

何回目だろ?

今日先生に謝るの。

「お前謝りすぎ!」

「だって~・・・」

謝るの癖だもん・・・

なんていえるわけないじゃん!

てかなんでこんなにドキドキしてんの?!

両思いてわかってからドキドキしぱなし・・・

「なんか芽依変わったな」

いきなり先生が言う。

「えっ?私変わってないよ?」

「変わってるよ」

「どこが?」

先生はクスって笑う。

・・・

何笑ってんの!

「全部」

・・・

はい?

全部?

全部て何?

いろいろ考えてる私をみて先生は大笑いした。

「も~!先生!」

でもそんな先生も大好き。

「芽依みて」

先生は夜景を指差す。

わぁ・・・

次々に電気が消えていく。

なんか凄い・・・

「もう戻る?」

「うん」

そして私たちは家に戻った。

「じゃあ芽依お休み」

「おやすみなさい」

私は先生に軽くキスをして家に入った。

今日1日楽しかったな・・・