私、槙野凛はごく平凡な中学1年生。
 お金持ちでもなく貧乏でもない。
かわいいわけでもない普通の人生を送っている。
 そう。この平凡な生活がいつまでも続くと思っていた・・・。

 「りん、おはよー♪」
親友の鈴川桃香が声をかけてきた。

 「おはよ!!」

 「・・・またやってるんだよ」

 「嘘!!!もういい加減にしてって感じだよね」

 私達が話していること。