『よーし…着いたぞ
て…おい、見すぎ』



「だって、先生が運転した車に乗るなんて、すっごくレアなんだもん」



しっかり'運転席の先生'を
目にやき付けなきゃ!



『そんなレアでもないだろ?』



って、また先生は笑った

そんな姿にもキューンと
しちゃうあたし。



『花火、始めようか』



「そうですねっ♪」



『ルンルンじゃん』



「そりゃぁ…ご褒美だし。
その…先生とだし…///」