練習に行くって言おうとしたら城戸くんに止められた。 「今日は今から家に帰ってしっかり飯食って寝ること。いいな、恋美」 ポンポンと撫でられて私は頷いた。 なんか…城戸くんって全然イメージと違う… って!今、最後になんて言ったの?! 「城戸くん…今…」 すると城戸くんの顔があっ!となった。 「あ、いや……せっかく仲間になったし俺だけ名字呼びは変かと思ってさ。 嫌か?」 城戸くんは眉をへの字にまげた。