あたしの名前は
松田結季。


中学3年生だ。


特技は…バスケということにしておこう。



最後の夏の大会に向けて
練習をがんばってるんだ。



「おはよー!!」
「おはょ!!」


元気よく部室に入って来たのは
加奈だった。


「眠たい〜。朝練キツいよね〜。」
加奈はあくびをした。


「眠たいね〜。でもがんばろうっ!!」

あたしは
バスケットボールを持って
立ち上がった。








…タン…タン…
……シュッ



あたしは見とれてしまっていた。


あたしの彼氏の雄介。



雄介とは
小さい頃から
仲が良かった(!?)




小学生の頃…




「バカゴリラ女〜!!」

雄介があたしに叫ぶ。

「うるせーお前がゴリラだろ!!」

あたしも負けじと叫ぶ。

「ゴリラ女め!!」

「痛い!!」

あたしは突き飛ばされた。


「…何するの!!」

あたしは突き飛ばし返す。

「「うわぁーん」」


そして二人とも
泣くという…。