連れてこられたのは使われなくなった少しほこりっぽい倉庫。


『さすがマゾの仔、危険かもしれないケド好奇心で来てくれた。
姫乃ちゃん、君さぁ、バカで天然とも言われてんだよ?
この状況、分かってんの?』


わかってるわけが


『…ないじゃない。』


『は?もう一度!』


『わかってるわけがないじゃない!!!!』


もう、怖くて死んじゃいそう。



『それなら、分からせてやるよ。』