「おー。亜緒チャン。待ってたで」


次の日部屋へ行くと、何食わぬ顔で良平はたこ焼きを食べていた。



・・・この男は・・・



昨日自分がしたこと覚えていないのか!?



あれから合コンは中止で、(ラッキーだったけど)皆に謝ったりするの大変だったんだからな!




「ゴメンなぁ。昨日は。他の男と遊んでる亜緒チャンにイラっとして・・・そりゃ愛しの亜緒チャンが・・・」


こんな時にまで、この男は冗談をかます。



「・・・あ?本当か?」


ん!?



ちょっと待て!!


翔まで混ざるな!!