「ん?何してんの?」 今日も部屋へ向かうと、二人がなにやら口論になっていた。 「やっぱ黒やろ!!」 良平が私をジロジロ見ながら言う。 「なに言ってんだ。ピンクに決まってんだろ」 しょ・・・翔までもがちょっとムキになっていた。 黒・・・? ピンク・・・? 私にはわからないが、よほどのことなんだろうか。