最低過ぎる、私。


バカ過ぎる、私。



いっぱい傷つけた-・・・




“ごめん”の一言さえ言えなくて。


知らず知らず傷つけてしまっていたんだ。





“もうあんたなんか友達じゃない!!”


最後に奈美が去っていった時に服の裾から見えた、左手首の傷。




苦しんで


足掻いて


それでも答えは見つからなくて


自ら命を絶とうとした“証”




「な・・・み・・・」


リストカットするぐらいにまで・・・私は追い詰めていたの?