「あ、きたんだ。おはよ」


唯月は台所から
笑顔でそう言う



「……おはよう」




唯月の眩しい笑顔から
あたしは思わず
目を逸らした



そのまま机の上を見ると。


そこには紅茶と


昨日あたしが買ってきた、
シュークリームが置いてあった