祐也は目を見開いてあたしを見ている


「ねえ祐也。もうすぐ、夜ね」



祐也は口を開かず
まだあたしを見上げている




あたしは笑みを浮かべると
祐也の唇に
自分の唇を重ねた


祐也の目は、一層大きく見開かれる