おいしい、おいしかった――… 牙を抜いて離れようとすると 唯月に手首を掴まれる 「姉ちゃん……オレの方がもう駄目」 「ゆ…唯月……」 「いいよな、今まで死ぬほど我慢したんだから――…」 唯月 唯月 欲しいよ、このまま――…