「着いたよ。予約したホテル、アレ」


摩耶が指差した先には


それはそれは豪華なホテルが。



「……」


当然のごとくオレは唖然とする


セレブ度がハンパない



「……ここ?」


信じられず聞き返すと
摩耶は涼しい顔をして言う


「お金は心配しないで。私が払うから」


……摩耶恐ろし。
こんなに金持ちだったとは。