「……唯月!」


「姉ちゃん!大丈夫か?早く吸え」


「唯月、ありがと――…」



姉ちゃんはいつも通り
多くは吸わず
スッと血を吸う


「――…っはぁ…おいしい…」


「もう大丈夫?」


「うん。でも歩いて帰るのはまだしんどいから、飛んで帰る」