路上に1人で突っ立ってると、変に思われちゃうよね…とりあえず、帰ろぉー…


「ただいまぁ…」


家に着き、玄関にぐったり倒れる…。別に疲れた訳じゃないんだけどね…、


「咲里ー!!おかえり…って、大丈夫かよぉ?」


あたしの顔をぷにぷにして、遊ぶお兄ちゃん。


「…ぅ…ん。」


あ、そうだ!お兄ちゃんって、佐々倉と知り合いじゃん。『弟』とか、言ってたよね…!


「咲ー里ー」


「ねぇ、お兄ちゃん…。佐々倉ってどんな人??」


あたしが聞くと、目を見開いてこっちを見てきた。え゛何…!?