じゃあな、と一言だけ残してバスを降りた。まぁ、あいつもこのバス停だろうけど


「ふぁあ…」


後ろであくびをしてる奴がいる、誰かはわかってるけど。


『ぺちっ』


「った…!」


「起きてろっつーの、寝るなら学校で寝ろ。」


めっちゃ軽~くビンタしてやった。ぺちってぐらいだから、痛くないだろうけど、つか絶対痛くねぇよ。


「…。」


あららー??黙り込んじゃいましたよ。


「うざい…!」


少し涙目?なのか??この言葉を言うのに、そんなに勇気いるのか…?こいつの兄貴に比べたら、俺はそんなに怖くねぇよ。