体育館に着いた。
ひょこっと顔を出し、中の様子を伺う
あぁ…よかったぁ…
まだ生徒は全員座ってない!!
間に合ったんだぁ~


「咲里奈ちゃん、おはよう。よく遅刻しなかったわねぇ」


「さくら先生ーっ」


体育館に入って声をかけてくれたのは、保健の先生『熊谷さくらKumagai Sakura』先生♪
あたしと、さくら先生は、仲がいいから名前で呼び合ってるの。
あたしの授業サボりを手伝ってくれる、悪い先生でもある…
でも、美人さんだから☆
他の先生や、生徒から評判がいいらしい


「はい、はい。今は、とりあえず席に座りなさい?後で、来ていいから」


「うん、行くねっ!」