「こんなにも、汚い部屋になってたんだなぁ・・」
僕はやれやれと目の前のものから片付けることにした。

その時の僕は、夢すらも決めてなかった。
まだ子供だったからということもあるだろうが――


埃だらけの部屋をゆっくり片付けていく。


「ん・・・・?」

僕は一冊の本に出会った。

「これは――」


表記を見ると、『高蔵健』と書かれていた。

その時だった。

記憶が少しずつよみがえる事になったのだ・・!!!!