僕は、あれから6年・・・

中学校1年生になった。

あの頃の記憶は薄れかけている。
いや、本能が無意識的に閉ざしたというべきか。

しかし、その記憶が再び解放されることになったんだ。


僕、大輔は、中学生活を平穏に送っている。
ふと、部屋の片づけをしていた時なんだ―――――。