血迷った俺がバカ…。



人から言われてするもんじゃねぇよな、結婚なんて…。



もう最悪…。



気分最悪…。



携帯を閉じたら陽菜が折り返して来た。



出たくね~…。



この電話に出たら絶対フォローされんだろ…。



なんかソレ…超惨めなんだけど…。



言うんじゃなかった…。



俺のバカ!!



なんかスゲー恥ずかしい…。



しばらくして電話に出なかったらメールが入って来た。



『斗和のこと、ちゃんと好きだよ?もう少し足掻いてみてから決めよう?』



陽菜も最終手段って思ってんじゃん…。



どうするっつーんだよ…。



ジタバタしたところでいい方に行くのかよ…。



俺はどうすりゃいいんだよ…。



もうなんか…恥ずかしい…。



「斗和~、明日のバイトのことなん…なにバタバタしてんの?」

「な、なんでもねぇよ!!ノックしろよバカ陽太!!」

「顔…赤いんだけど…」



もう超ヤダ…。