あの日と同じ様にお日様が高く昇ってさんさんと輝いている

新たに芽吹いた命達に囲まれながら私が命を終えようとしている時


「ありがとう

お疲れ様 一人で良く頑張ったね」


と褒められた


今までのどんな「綺麗だね」よりも嬉しいその言葉を言ってくれたのは

目の前にいる彼なのか

それとも視界の端にぼんやり見える懐かしいあの姿なのか


分からなかった