ただただ


面白半分に始めた


愚かな行動を恥じて


自分を責めるだけだった





末路を知っていたとはいえ


実際に花が自殺するのを目の当たりにして


花を自殺に追い込んだ俺は


きってあの花よりももっと醜い人間なんだろう





散らかった花をひとつに集めると



「ごめん、本当に


醜いなんて言ったけれど


本当は綺麗だったよ


それに


今も綺麗だ」





労いの『言葉』を


最後にその花に与えた