バン!


最悪のタイミングで千春が入ってきた。


すると千春の目から透明の雫が溢れてきた。


「千春っ!!」


俺は千春を追いかけようとしたが、その前に


「千秋先輩は、あなたに何と頼んだんですか?」


「……千春ちゃんが屋上にきたらキスしろって言われたの…
そしたら付き合ってやるって…」


最悪だ…
そこまでして俺たちを別れさせたいのか。


とりあえず…

「遥斗くんっ?!」


俺は千春を追いかけにいった。