「あのさ、皆寝たの?」

「知らね。でも輝と麗華ちゃんは、寝てんじゃね?アイツ、手出すの早いし」

「ふぅーん」




...なら寝よう。
眠いし...啓翔にはどこかに行ってもらう。




「...眠いから寝る。だから、どっか行って」

「...無理。一緒に寝よう」

「...別にいいけど、手出さないでくれる?」

「ん~...その格好じゃ保証できねぇから...俺の服貸すよ」

「ありがと。」




そういって啓翔はクローゼットからスェットを貸してくれた。



案外優しいじゃん。