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「伊咲さん、今日 一緒に寝てもイイ?」
ほえっ!!?
一緒に寝る?
……いやいやいやいやっ。
「ね、寝るって…??」
あたし、今 絶対に顔赤い。
顔が――…熱い。
「…そんなに怯えないで。いきなり食べたりしないから。…隣で寝るだけ」
桐生くんは少し微笑んでるけど目が真剣だ。
「…うん。分かった」
でも キスのひとつもなしだとそれもそれであたしとしてはなんだか不安。
「その顔は――…
襲ってください。
って顔だね」
なんてね、冗談だよ 冗談。
と付け加えて桐生くんはソファーから立ち上がった。