「だーいじょうぶだよ!私と一緒にいればいいよ」


月ちゃんが、おもしろがって鶴くんの腕に腕を絡めてる。


「えぇっ!?」


鶴くん、アイスもらったときみたく、また真っ赤になって反応してる。


……かわい過ぎるってば。当麻くんにも、ちょっと見習わせたいぐらいだよ。


「つっ……つつっ、月ちゃん」


カミカミだし。


「鶴~、アンタもこのぐらい免疫持っときなさいよ。いくつ? 高2だよ! 早くカノジョのひとりやふたり作って……。

さやと当麻がどんなことしてるか、知らないのぉ~? 負けてちゃダメだよ」


なんのハッパかけてるんだか。


鶴くん、言葉失ってるし。