足が動かない...。
こわい...。

それに気づいたのかマコが...。

『大丈夫か?そんなに恐いんならホラッ!』
手を差しのべてくる。

さすがに恥ずかしい。
「大丈夫だもン…キャ――――ッ!!!!」

『プ...アハハハハ』
マコが笑い始めた。

「ナッ…なにヨ!そんなに笑うことないでしょ!!!!」

なにこいつ!人が恐がるとこみて笑ってるし!

一瞬でもドキッとしたわたしがバカみたい。
いや…ばかだった。