「あんま責任感じるなって」


「だって、うちがしっかりしてたら!!!」


「龍が大丈夫やって言ってるやろ?」


「でも…!!!」







私の背中に英寿くんの腕が回り、頭同様ポンポンと撫でてくれて。



その優しさに、逆に涙が溢れてくる。

嗚咽が止まらない。






「それに龍の役目はお前を守ることや」


「……………」


「分かってるやろ?お前かて」


「……うわあぁぁん!!!」


「あー、はいはい」







呆れたような声と共に、更に強く抱き締めてくれて。



SevenStarsの香りがする。

英寿くんの香り。



















「あ…?ここどこ?」










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