「心…愛………」



ビクッ


名前を呼ぶと心愛は身体をビクつかせた



「何でここにいるんですか?」


「何でって……」


「先輩と関わるとろくなことありません。


私に関わらず好きな人といればいいじゃないですか!!」



心愛はうつむいたまま

ゆっくりと立ち上がり



「私先輩のこと嫌いですから」



「心愛……」



そして心愛はゆっくりと









「心愛!!」











地面に倒れた