「あー、なんかねー…」


うんうんと話を聞いている優人。


「で、最近同じ夢ばかりみると?」


「そうそう」


「なんかね、一面たんぽぽが
 咲き乱れてる場所でさー…」


頷きながらカクテルを一口飲む。


「小さい未紅ちゃんが…」


「小さい男の子にプロポーズ
 される夢 」


優人の言葉に続いた。


優人は、ん~…と


何かを考え込んでいる。