「綾ー!クレープ食べよーよ」 「いいねっ!綾いちごー」 久しぶりに友達に誘われて買い物をしていた。 本当はのぞむとデートの予定だったが、のぞむに用事ができたみたいで 中止になっていた。 クレープ片手に喋りながら歩いていると 「・・・あれ?」 友達が怪訝な様子で立ち止まった。 「どうしたの?」 不思議に思い、友達が見ている方を見て、 心臓が止まったかと思った。