これまで自分の事を
ここまで愛してくれる人がいただろうか...。






「ありがとう...望。
・・・でもね、今ちゃんと望が好きだよ!!大好きだからね。」





強く綾を抱きしめながら
望は微かに頷いた。





「今ね、すっごく幸せだよ。」




望が綾から離れて
目を覗きこんでくる。






静かにめをとじる...





望は、、、さっきよりも
深く...長く...
キスをした。






震えていた、、、
望が震えていた。





こんなに想ってくれてる
人に辛い思いをさせてる
自分がすごく嫌で苦しかった。