「っん...んっー...」
裕也の顔が間近にある。
―キスしてる。
突然のことに頭がついていかない。
はっとして暴れる莉子。
「やぁっ...んっ―・・・」
でも裕也の力は強くて、暴れれば暴れるほど抱きすくめられる。
やっと裕也が腕の力を緩めた。
唇を咬んで裕也を睨み付ける。
「・・・っこんなことしてただですまないよ。」
「...わかってる」
「っ―どうしてっ!?私は翔貴に目付けられてんだよ!?」
こんなことがバレたら...翔貴にバレたら...
「わかってる...」
「わかってないっ!!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…