ゆっくりと神田さんの顔を見る。
そこには笑顔の神田さん。
「ありがとう。
俺もね、実華ちゃんが火曜日に来てくれるようになってからさ、今日もあの子来るかなってよく考えるようになったんだ。そんでいつも実華ちゃんは俺の期待を裏切らない」
神田さんがそんな事思ってくれてたなんて…
嬉しすぎる…
幸せすぎる…
「……私…これからも…ずっと、ずっと、ずっと…火曜日の夜に来ていいですか?」
涙が止まらなくて…
うまく喋れない。
「いいよ…ていうか、来てよ!!
客としてじゃなくてさ…
俺に会いに…」
「………はい!」