放課後。 私はまだ教室にいた。 頭の中は コンビニ、コンビニ、コンビニ。 「あれ?実華まだいたの?」 「うを~、つばさ!コンビニ~」 「まだ言ってる……またコンビニ寄ってみるからさ!そん時は感想聞かせるって!だから今日は帰ろっ、ね?」 つばさはまるで子どもをあやすように言った。 「会いたい~」 自分でもわからない。 何でこんなにコンビニの人にこだわるのか… 何でこんなに、 気持ちが膨らむのか…